石橋山◇宵宮はここ しゃっきょうざん 天呂山の岩石の中から唐獅子が出てきてボタンの花に戯れ遊び、また岩の中にかくれます。… |
湊町 宝永2年(1705)創建
謡曲の石橋にもとづいたもので、大江定基入道寂昭が宋の国に渡り、天呂山に入って、文殊菩薩の浄土と伝えられている険しい石の橋を渡ろうとしたとき、獅子が現れて、牡丹の花に舞い戯れるのを見ました。牡丹に狂う唐獅子で有名。
石橋山は最初、「靭猿山(じんえんやま)」といっていましたが、延享年間から今の石橋山に変わりました。
所望は天呂山の岩石の中から唐獅子が出てきて牡丹の花に戯れ遊び、また岩の中にかくれます。