南保町 寛永14年(1637)創建
能楽の「猩々」から考案したもので、むかし、唐の国の揚子の里に住む高風という親孝行なものがいました。 ある夜、夢に「揚子の町に出て酒を売れ」と教えられ、売っていたら、海中に住む猩々から酌めども尽きず、飲めども味の変わらない酒の壺を与えられたといいます。 所望は、高風の酌で、猩々が大盃で酒を飲むところを現しています。