(令和二年)の大津祭曳山行事について

  
 本年の大津祭曳山行事につきましては、例年通りの曳山巡行をめざして準備をすすめてきたところでございますが、去る七月十日の曳山責任者会において協議を行った結果、下記のように決定をしました。
 

本年の大津祭曳山巡行ならびに宵宮の曳山行事は中止とする。
 
  • ・新型コロナウィルス感染症の状況から、曳き手ボランティアの確保が困難であること。(大津祭の曳山行事は祇園祭同様曳き手は外部委託の歴史がある)
  • ・多勢の観客がひしめき合って粽を求めて殺到する状況は、感染拡大の危険性が高いこと。

 
 なお、現時点では天孫神社の例祭神事は例年通り行われる予定であることから、今回 の決定はあくまでも「曳山巡行と宵宮の曳山行事の中止」であり大津祭そのものが中止 と言うことではありませんので、報道に関してはじゅうぶんにご留意願います。
(曳山行事は曳山責任者会のもとで行われるもの。例祭神事は天孫神社および天孫神社 氏子会が催行されます)
 
参考資料
※曳山巡行中止は、昭和天皇闘病中による自粛となった昭和63年(1988)以来 32年ぶり。その前は昭和12年~22年(日中戦争~第二次世界大戦) 宵宮の曳山行事中止は台風で中止となった昨年に続き2年連続。
※明治13年コレラ流行の際は5月に催行。大正期のスペイン風邪流行の際は例年通り の催行。
 
以上
 
令和二年七月十四日
令和二年度大津祭曳山責任者会当番町
中野 敬
船橋 寛明
特定非営利活動法人大津祭曳山連盟
理事長 元田栄三

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