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“町家”が付けられているもの

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  • 旧東海道の風情を再び 大津市が修景事業

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     大津市の中心市街地活性化事業の一環として、旧東海道沿いの町並みの調和を図る修景事業の本年度分がこのほど完了した。大津祭の曳山(ひきやま)町の2軒の外壁の色を塗り替えたり格子を取り付けるなどして、歴史的外観がよみがえった。

     「大津百町の祭ちょうちんが似合うまちなみ形成補助金」を利用した事業。同市中央1丁目と京町1丁目間の旧東海道の「まちなみ協定」を結ぶ一帯が対象となっている。本年度は、かつて中京町と呼ばれた区域にある「中京町町家(ちょういえ)」と、道路を挟んで建つギフト販売店の2軒が対象となった。

     町家は木造2階建てで、明治後期から大正時代に建てられたとみられ、大津祭の曳山、源氏山の囃子(はやし)方がけいこ場として使用している。外壁をしっくいで仕上げ、アルミ製のガラス戸を木製に変更した。また、外壁の鉄板を焼き杉板に張り替えるなどし、落ち着いた雰囲気にした。

     ギフト販売店は、両隣の古い家屋との調和を考え、正面にひさし屋根と格子戸を新たに取り付け、広告看板を撤去。外壁を焦げ茶色に塗り替えた。

     昨年度には近くの町家1軒の外壁を、トタンから焼き杉板に付け替え、アルミサッシを木製に変更した。

     市は2012年度まで補助事業を続ける計画で「市民の負担もあるが、大津祭が似合い、町を残したいと思えるよう、まちの魅力を高めたい」としている。
    "京都新聞2009/12/13"より
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  • 大津市の補助金制度で町家改修 第1号の生花店オープン

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    大津市が中心市街地の町家の外観改修のために設けた補助金制度で、活用第1号の工事が完了し、19日、入居する生花店がリニューアルオープンした。窓の格子や木製の建具で、ぐっと趣深くになった町家に、関係者は「大津祭の曳山町に似合う建物になった」と喜んでいる、

     京町1丁目の旧東海道沿いに建つ明治後期から大正にかけての町家で、大津祭の曳山「月宮殿山」の保存会「月宮会」の所有。1階に生花店「アミティ」が入居し、2階は祭り囃子のけいこ場として使われている。

     工事は1月に着手。アルミサッシなどの建具もすべて木製に改め、窓には町家を象徴する格子も設けた。トタン板がむき出しになっていた東側の壁は板塀に改修、雨どいはすべて銅板製のものに付け替えた。

     改修は同店社長の西村栄祐さん(39)が提案した。同道沿道の住民が、景観保全について自主的に取り決めた「まちなみ協定」に参加する家屋を対象に市が設けた補助金制度を活用し、工事費の3分の2にあたる300万円の補助を受けた。

     西村さんは「祭に似合う外観にしたいという思いはずっと持っていただけにうれしい」と話し、市都市再生課は「同様の取り組みが広がれば」と期待している。

    "京都新聞2009/3/19"より

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