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  • 10月9日(日)は「本祭」です

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    13基の曳山とからくりが
    秋の湖国を華やかに彩る
    国指定重要無形民俗文化財 大津祭

    いよいよ明日10月9日は「本祭(ほんまつり)」

    国指定後、初の本祭です

    13基の曳山が一堂に集結する朝の天孫神社から、曳山巡行が解散する夕方の寺町通りまで、大津の町を曳山が巡行します 

    本祭の地図はこちらからどうぞ!

    目次

    1. 曳山の巡行
    2. 天孫神社
    3. 所望(からくり披露)
    4. お昼の休憩時間
    5. 有料観覧席
    6. 巡行場所
    7. ちまき
    8. お御輿


    1. 曳山の巡行
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    • 本祭の巡行は朝から夕方過ぎまで行われ、総距離は4.4kmにも及びます。曳山は主に東西に伸びた直線道路を巡行します。京阪大津線の線路南側から浜通り、中町通り、京町通りです

      • 午前の巡行(9時頃〜12時頃)
        • 天孫神社を出発
        • 浜通り(西へ)
        • 電車道(南へ)
        • 商店街アーケード(東へ)
        • 中町通り(東へ)

      • 昼休憩(12時頃~13時45分頃)
        • 中央大通り

      • 午後の巡行(~17時30分頃)
        • 中町通り(東へ)
        • 京町通り(西へ)
        • 電車道(南へ)
        • 松屋通り(東へ)
        • 寺町通り(北へ)
        • 百石町通りで解散


      •  今年の巡行順は↓の通りです。狸山は毎年くじ取らずで、巡行の先頭を行きます
    巡行順 / 曳山の名称 / よみ
      1. 西行桜狸山(さいぎょうざくらたぬきやま)
      2. 月宮殿山(げっきゅうでんざん) 
      3. 龍門滝山(りゅうもんたきやま) 
      4. 殺生石山(せっしょうせきざん) 
      5. 源氏山(げんじやま) 
      6. 西王母山(せいおうぼざん) 
      7. 神功皇后山(じんぐうこうごうやま) 
      8. 湯立山(ゆたてやま) 
      9. 猩々山(しょうじょうやま) 
      10. 孔明祈水山(こうめいきすいざん) 
      11. 西宮蛭子山(にしのみやえびすやま) 
      12. 石橋山(しゃっきょうざん) 
      13. 郭巨山(かっきょやま) 


      1. 天孫神社
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      • 大津祭は天孫神社の祭礼です。本祭は天孫神社での集合・くじ改めから始まります。天孫神社の鳥居前で曳山を止め、境内でくじ改めが行われた後、所望(※後述)が行われ、巡行が始まります。また午後には天孫神社の神事行列が行われ、氏子中を周ります
        • 朝、13基の曳山はそれぞれの町を出発し、天孫神社へ向かいます
        • 9時頃集合、9時25分頃出発


      1. 所望(からくり披露)
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      • 大津祭の大きな特徴として、13基それぞれの曳山が多種多様なからくりを持つことが挙げられます。からくりを演じることを所望(しょうもん)といい、巡行中に所望場所にさしかかると曳山を停止し、からくりを演じます。所望場所には御幣が飾られています
        • 西宮蛭子山のえべっさんの鯛釣りや湯立山のおちゃんぽなど、例年見物客の方をワッと言わせるようなからくりを13基それぞれが持っています

      1. お昼の休憩時間
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      • 中央大通り(JR 大津駅から琵琶湖まで南北に伸びる大通り)まで進むと、昼の休憩時間となり、整列された曳山を間近で見ることができます。
        • 緑の法被を着た長柄衆というボランティアが曳山を解説いたします。全員、大津まちなか大学大津祭学部の卒業生で、曳山の歴史や飾りのことなど詳しく知っています。大津祭は奥が深いので、この際に色々質問してみましょう
        • また、大津祭曳山連盟の公式キャラクター「ちま吉」くんのグッズが買える「ちま吉センター」が近くに設置されます。成安造形大学の学生さんがデザインした可愛らしいグッズが多数販売されてますので、是非お立ち寄りください


      1. 有料観覧席
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      • 午後の巡行は、有料観覧席前での所望から始まります。中央大通りに設けられた有料観覧席からは、13基すべての曳山の所望を間近でじっくりとご覧いただけます。また、今年は国指定を記念し、天孫神社の神輿と下百石町の神輿の渡御をご覧頂けます

      有料観覧席の詳細は↓
      2016年大津祭巡行 有料観覧席を販売します 


      1. 巡行場所
      • 13基の曳山は、様々な場所を巡行していきます。京阪電車と並走して坂を上がっていく区間があったり、商店街のアーケードの中を大勢の見物客に囲まれながら進んでいく区間があったり、ここまで巡行路が楽しいお祭も珍しいのではないでしょうか

        • 電車道(京津線と並走)
          • 坂道のため、お囃子も曳き手を鼓舞するような、勢いのあるものになります
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        • 丸屋町商店街(中町通り)
          • 商店街のアーケードの中を曳山が進みます。人が多い区間です
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        • 京町通り(旧東海道)
          • 旧東海道です。ありしの宿場町 大津を忍ばせるような通りです
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        • 大津駅前商店街(寺町通り)
          • 巡行のクライマックス。囃子方のピヒョローピヒョローの掛け声とともに、曳山が誇らしげに坂を下っていきます
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      1.   ちまき
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      • ちまき撒きも、大津祭の特色のひとつとして挙げられます。かつては京都の祇園祭でも行われていたようですが、事故が起きたため現在は自粛されているそうです。大津祭では現在もちまき撒きが行われ、二階家や沿道の方々にヒョイット投げられています
        • 事故防止対策はしておりますが、周りに注意して、くれぐれも曳山の前方付近には行かないようお願いします
        • 巡行解散前の大津駅前商店街で、特に多く撒かれる傾向にあります
        • 「ちまきほって〜」と言えば、ほってもらえるかも?
        • ちまき撒きのちまきは、厄除けちまきのため、食用ではありません
        • 食べられるちまきは、町内の和菓子屋さんで販売されております



      1. お御輿
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      • 国指定を記念して、今年は天孫神社の二つのお神輿のひとつと下百石町のお神輿が、天孫神社の渡御に加わります。天孫神社のお神輿は、昨年43年ぶりに蔵から担ぎ出され、大津の人びとを歓喜させました。お神輿の状態を考慮して今年は台車にお乗せして渡御に参加します
        • 天孫神社のお神輿は、12時45分頃天孫神社を出発。13時30分頃渡御に合流。行列の先頭を巡行する予定です
        • 下百石町のお神輿は、12時に出発、天孫神社での御祓いの後、13:30分頃渡御に合流。行列の最後尾を巡行する予定です



      また、今年もスマートフォンアプリ「大津祭曳山ストーリーテラー」が利用可能です。曳山の現在位置や詳しい情報を知ることができる優れもの。今年は、新機能がいくつか実装されているそうですので、是非お手持ちのスマートフォン、iPhoneでご利用ください(歩きスマホは危険ですのでおやめください)







      さて、今年も大津祭の日がやって参りました

      平成28年度・大津祭「本祭」
      明日10月9日(日曜日)です


      お車でお越しの皆様
      公共駐車場は↓の通りとなっております



      当日は混雑が予想されますので、なるべく電車など公共交通機関のご利用をおすすめします


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