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“国指定”が付けられているもの

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  • 国指定記念式典 祝賀会が行われました

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    湖国三大祭であります「大津祭」が国の重要無形民俗文化財に指定されました。
    永年の夢がようやく実現したことに、この上ない喜びを感じておりますが、これも偏に皆様方のご支援ご指導の賜物と深く感謝申し上げる次第でございます。これを記念して、国指定に尽力を頂いた関係者の皆様にご参加頂いて式典を開催することとなりました。

    • ■記念式典 16:00~
    • □開会のあいさつ 
    • 実行委員長 山本 進一
    • □経過説明 
    • NPO法人大津祭曳山連盟理事長 白井 勝好
    • □来賓あいさつ
    • 滋賀県知事代理滋賀県教育長 青木 洋様
    • 大津市長 越 直美様
    • 衆議院副議長 川端 達夫様
    • 衆議院議員 大岡 敏孝様
    • □来賓紹介
    • □祝電披露


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    受付風景

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    ■開会のあいさつ 実行委員長 山本 進一

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    ■経過説明 NPO法人大津祭曳山連盟理事長 白井 勝好

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    来賓挨拶 滋賀県知事代理滋賀県教育長 青木 洋様

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    来賓挨拶 大津市長 越 直美様

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    来賓挨拶 衆議院副議長 川端 達夫様

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    来賓挨拶 衆議院議員 大岡 敏孝様

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    来賓挨拶 植木 行宣氏(全国山・鉾・屋台保存連合会顧問)

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  • 大津祭国指定記念講演会が行われました

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    大津祭国指定記念講演会として文化庁より齊籐 孝正氏をお招きし、「全国の『山・鉾・屋台行事』の現状と大津祭の曳山行事」というテーマで講演をしていただきました。講演の前後には 有志による大津祭のお囃子演奏、特にエンディングは100人余りによる合同演奏が華やかに行われました。


    • 開催日 2016年11月6日(日)13:30 ?15:00
    • 場 所 大津市民会館大ホール
    • 演 題 「全国の『山・鉾・屋台行事』の現状と大津祭の曳山行事」
    • 講演者 齊籐 孝正(さいとう たかまさ)氏

    • 齊籐孝正氏の略歴
    • 出身地 岐阜県
    • 昭和56年 3月 名古屋大学大学院文学
    • 研究科博士前期課程修了
    • 昭和56年11月 名古屋大学採用
    • 昭和56年11月 名古屋大学文学部助手
    • 平成 2年 6月 文化庁文化財保護部美術工芸課
    • 平成 3年 7月 同 文化財調査官(工芸品部門)
    • 平成12年4月 同 主任文化財調査官(工芸部門)
    • 平成13年1月 同 文化財部美術学芸課
    • 主任文化財調査官(工芸部門)
    • 平成25年4月 独立行政法人国立文化財機構
    • 東京国立博物館上席研究員(学芸企画部付)
    • 平成26年4月 文化庁文化財部文化財鑑査官

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  • 大津祭 国指定記念事業 第五弾 "大津祭国指定記念講演会の開催"のお知らせ(終了しました)

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    大津祭が国指定の重要無形民俗文化財になりました。
    これを記念して、記念事業の第五弾!"大津祭国指定記念講演会の開催"。文化庁より齊籐 孝正氏をお招きし、「全国の『山・鉾・屋台行事』の現状と大津祭の曳山行事」というテーマで講演をしていただきます。
      
    "大津祭国指定記念講演会の開催"
     
    • 開催日 2016年11月6日(日)13:30 〜15:00
    • 場 所 大津市民会館大ホール
    • 演 題 「全国の『山・鉾・屋台行事』の現状と大津祭の曳山行事」
    • 講演者齊籐 孝正(さいとう たかまさ)氏

    • ●入場無料


    • 齊籐孝正氏の略歴
    • 出身地 岐阜県
    • 昭和56年 3月  名古屋大学大学院文学
    •         研究科博士前期課程修了
    • 昭和56年11月 名古屋大学採用
    • 昭和56年11月 名古屋大学文学部助手
    • 平成 2年 6月 文化庁文化財保護部美術工芸課
    • 平成 3年 7月 同 文化財調査官(工芸品部門)
    • 平成12年4月 同 主任文化財調査官(工芸部門)
    • 平成13年1月 同 文化財部美術学芸課
    •         主任文化財調査官(工芸部門)
    • 平成25年4月 独立行政法人国立文化財機構
    •        東京国立博物館上席研究員(学芸企画部付)
    • 平成26年4月 文化庁文化財部文化財鑑査官

     
    • 主   催:大津祭国指定記念事業実行委員会
    •       特定非営利活動法人大津祭曳山連盟
    • お問合せ先:特定非営利活動法人大津祭曳山連盟
    • 住   所:大津市中央一丁目2-27 077-525-0505

    アクセス

    大津市民会館大ホール 大津市島の関14−1

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  • 大津祭国指定記念市の開催  大津祭曳山を展示(展示期間中台風の為中止)

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    平成28年10月2日(日)は山建ての日。JR大津駅もリニューアルオープン。そこで,周辺歩道を利用して"大津祭国指定記念市"を行いました。20店舗弱の出店、駅前広場にて舞台を設営、各種イベントを開催しました。合わせて大津駅前広場に"大津祭曳山を展示"を企画しましたが、展示期間中台風の為中止となりました。

    • 1. 大津祭国指定記念市
    •   大津駅前広場及び中央大通り東側歩道
    •   平成28年10月2日(日)11時30分~17時30分
    •   出店者数20店
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  • 大津祭 国指定記念事業 第四弾 "大津祭国指定記念市の開催" "大津祭曳山展示(展示は中止)"のお知らせ

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    大津祭が国指定の重要無形民俗文化財になりました。
    これを記念して、記念事業の第四弾!"大津祭国指定記念市の開催" "大津祭曳山を展示"を開催します。
    10月2日(日)は山建ての日。JR大津駅もリニューアルオープンの予定。そこで大津駅前広場に"大津祭曳山を展示"。周辺道路を一部歩行者専用にして"大津祭国指定記念市の開催"を行います。
    是非お立ち寄り下さい。
      
    "大津祭国指定記念市の開催"
    • 開催日 2016年10月2日(日)11:00~17:30
    • 場 所 大津駅前広場および周辺道路

    "大津祭曳山を展示"(展示期間中台風の為中止)
    • 開催日 2016年10月2日(日)16:00~8日(土)8:00まで
    • 場 所 大津駅前広場

    記念市の店舗一覧(10月2日のみ)
    • 永津昆布店
    •     だし昆布他
    • 鯖寿司みうら
    •     鯖寿司  焼き鯖寿司
    • コジ―ハウス
    •     ケーキ、クッキー、ジャム
    • IZUMI
    •     アクセサリー類  ワークショップ
    • ちりめん山椒an
    •     ちりめん山椒 
    • いそ濱
    •     漬物 
    • 沖島漁師の会
    •     フナずし  あゆ煮  えび豆煮  ごり煮
    • つけものひで
    •     漬物
    • 京momona
    •     焼き菓子(おから入りパウンドケーキ他)
    • 近畿フルーツ産直センター
    •     奈良もしくは和歌山の柿
    • 千石鮓
    •     近江牛巻きずし  近江牛サンド  フランクフルト
    • こだわりパンアリカ
    •     どうぶつパン  バナナパン  ハムエッグパン
    • 石川商店
    •     フランクフルト、飲料(ビール、お茶、ジュース)
    • 光風堂菓舗
    •     かりんとうまんじゅう、わらび餅
    • ル・メルシェ
    •     ミルクレープ専門店
    • イシガマ
    •     ピザいろいろ
    • 主催者直営
    •     焼きそば、ビール 
      

  • 記念事業のチラシはこちら
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  • 国指定記念事業"「四宮祭礼曳山永代伝記」を読んで" を行いました。

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    8月28日国指定記念事業第3弾、大津祭長柄衆「古文書に親しむ会」の成果発表会が開催されました。

    「四宮祭礼曳山永代伝記」を読み解き、当時の時代背景なども加えて、6つのテーマについて6人の演者が話をし、長柄衆渡邊代表のまとめの話で締めくくられました。

    当日は105名と多数の方が入場され、当初準備していた座席が足りなくなり、急きょ2階より折りたたみ椅子を借りてきて間に合わせるという盛況でした。

    「古文書に親しむ会」では3年にわたって永代伝記を読み下していきましたが、今後はさらに安政2年以降書き継がれた、「永代記」の読み下しにも挑戦されるとのことです。

    大津祭長柄衆「古文書に親しむ会」は長柄衆会員だけでなく、広く古文書に興味のある方の参加をお待ちしています。

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  • 大津祭 国指定記念事業"「四宮祭礼曳山永代伝記」を読んで"のお知らせ

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    大津祭が国指定の重要無形民俗文化財になりました。
    これを記念して、記念事業の第三弾!「四宮祭礼曳山永代伝記」を読んでを開催します。テーマは「江戸時代にタイムスリップ!誰にでも理解できる内容に解説」です。天孫神社は昔四宮神社と言われていました。「四宮祭礼曳山永代伝記」は江戸時代に書かれた大津祭の記録です。これを大津祭長柄衆主催の古文書に親しむ会が解読、わかりやすく解説していただくことになりました。これからの大津祭を考える良い機会になればと思っています。
    是非お立ち寄り下さい。
      
    • 開催日 2016年8月28日(日)14:00~15:30
    • 場 所 旧大津公会堂 3階大ホール
    • 入場料 無料
      
    • 内 容
    • 一 はじめに
    •   この発表の趣旨や目的の説明
    • 二 全体の構成
    •   誰が何のために書いたのかなど
    • 三 曳山とねりものについて
    •   曳山とねりものの変遷
    • 四 巡行路について
    •   巡行路の変遷、巡行路が変わった背景、事情等
    • 五 大津祭の出来事
    •   大津祭の出来事と世の中の出来事との対比
    • 六 大津祭の決め事
    •   定め書きの内容と背景など
    • 七 まとめ
  • 記念事業のチラシはこちら
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  • 大津祭 国指定記念事業"写真展"のお知らせ

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    大津祭が国指定の重要無形民俗文化財になりました。
    これを記念して、記念事業の第二弾!「大津祭写真展」を開催します。テーマは「昔の大津祭」。セピア色の古き良き時代の町並み、当時の風景と文化に思いをはせながら、これからの大津祭を考える良い機会になればと思っています。
    写真展は巡回展形式ですので、会場がお近くなら是非お立ち寄り下さい。
    入場無料
      
    • 会場1
    • びわ湖大津プリンスホテル  1Fフロント
    •   6月25日(土)~7月10日(日)
    • 会場2
    • 西武大津店  6F
    •   7月20日(水)~8月2日(火)   10:00~20:00
    • 会場3
    • 明日都浜大津  1F市民活動センター
    •   8月7日(日)~8月21日(日)  9:00~22:00
    • 会場4
    • イオン西大津  4F
    •   9月1日(木)~9月14日(水)   9:00~23:00
    • 会場5
    • イオンモール草津  1Fレストラン街
    •   9月16日(金)~9月30日(金)  10:00~22:00
      
  • 記念事業のちらしはこちら
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  • 第12回通常総会 開催

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    平成28年度の第12回通常総会を開催いたしました。
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    • 日時
    • 平成28年5月22日(日) 13:30 開始
    • 場所
    • 中央市民センター4階大会議室
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  • 第1部に先立ち、駆けつけていただいた越市長からご挨拶をいただきました。
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  • 続きもご覧下さい。
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  • 国指定記念行事が行われました。

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    2016年3月20日(日)国指定記念行事が行われました。

    1、指定記念連続講座「大津祭曳山の魅力」
    • 場所 明日都浜大津4階ホール
    • 演題 山・鉾・屋台行事のなかの大津祭
    • 講師 長谷川嘉和(滋賀県文化財保護審議委員)
    • [コメンテーター]植木 行宣(元、京都学園大学教授)

    2、提灯行列
    • 天孫神社を午後6時半に出発。毎年10月の本祭の曳山巡行路とほぼ同じコースを行進。

    3、祝の宴(天孫神社)
    • 天孫神社内にて屋台や祝賀演奏などが披露されました。

    続きもご覧下さい
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  • 2016年3月20日 大津祭 国指定記念事業のお知らせ

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    大津祭が国指定重要無形民俗文化財になることが決定いたしました。
    これを記念して、3月20日(日)大津祭講座(15:00〜16:30)の後、18:30頃より20:00頃まで、曳山巡行路において「提灯行列」が行われます。多くの方と一緒に歩きたいと思います。参加いただける方は天孫神社に集合ください。また、沿道での応援も大歓迎です。お近くの曳山巡行路にて応援ください。

    ■大津祭講座

    ■提灯行列 
    • 集合17:30(天孫神社
    • 雨天順延(3.21(振替休日))


    ■祝の宴
    • 20:00〜21:00
    • 会場・天孫神社
    • 飲み物・屋台・アトラクションを企画しています。
    • 雨天順延(3.21(振替休日))


    • 主   催:大津祭国指定記念事業実行委員会 
    • お問合せ先:NPO法人大津祭曳山連盟(大津祭曳山展示館 内)
    •    住所:大津市中央一丁目2-27(丸屋町商店街内)電話 077-525-0505


    記念事業のちらしはこちら
  • 大津祭の国指定無形民俗文化財の認定書が交付されました

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     国の文化審議会(宮田亮平会長)はこのほど、「大津祭」の曳山(ひきやま)行事を国重要無形民俗文化財に指定するよう馳浩文部科学相に答申しました。
     大津祭の曳山行事は、京都の影響を受けつつも、独自の祭礼文化を形成してきたもので、近世の都市祭礼の性格をよく残しており、我が国の山・鉾・屋台行事の伝播のあり方や変遷を理解する上で重要であると評価されました。
    国重要無形民俗文化財は県内で四件目、大津市では初の指定となります。
    ※重要無形民俗文化財=衣食住、生業、信仰,年中行事などに関する風俗慣習、民族芸能など人々が日常生活の中で生み出し継承されてきた伝承で、人々の生活の推移を示す無形民俗文化財のうち、とくに重要なものを国が指定するもの

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  • 大津祭が国指定文化財に(各種報道)

  • 国指定が決定しました

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    1月15日に行われた文化審議会において、大津祭が国の重要無形民俗文化財に指定されることが決定しました。資料によりますと、大津祭の特色は「曳山は三輪形式を備え古態を留めるとともに、京都祇園祭に比肩する懸装品をもって装飾されており、絢爛豪華な様相を今に伝えている。大津祭の曳山行事は、京都の影響を受けつつも、独自の祭礼文化を形成してきたもので、近世の都市祭礼の性格をよく残しており、我が国の山・鉾・屋台行事の伝播のあり方や変遷を理解する上で重要である。」とされており、世界的に有名な日本を代表する祭の祇園祭と肩を並べるものを持っている祭であると、たいへん高い評価をいただきました。正式には指定証書の交付を受け官報告示を以て国指定となりますが、指定を受けるということがゴールではなく、これでようやくスタートラインに立ったということであります。これから関係者一同、大津祭を我が国屈指の祭という評価に相応しい祭にしていくために弛まず努力をしていかなければならないと、思いを新たにしています。


  • 文化庁への報告

    去る6月25日、大津祭保存会の小川会長、中野事務局長、滋賀県文化財保護課の矢田主査、大津市文化財保護課の杉江課長の4名で、完成した「大津曳山祭総合調査報告書」を携え、文化庁へ報告に行ってまいりました。
    文化庁では、先ず伝統文化課長にご挨拶をしたのち、小林・石垣両調査官と懇談をしました。大津祭保存会からは大津祭を取り巻く組織について説明しました。また大津市文化財保護課からは、大津祭保存会に対し指導助言を行う専門家委員会について説明を行いました。
    文化庁の調査官からは、専門家委員会の先生の指導に従って、文化財のよりよい保存・継承を行ってほしいとの要望がありました。

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    文化庁を退庁後、地元選出の国会議員各氏に調査終了と報告書の発行を報告しました。

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  • 市、国に調査費申請へ(読売新聞)


     湖国三大祭の一つ「大津祭」(10月8日宵宮、9日本祭)について、大津市が来年度、重要無形民俗文化財指定を目指し、国に調査費を申請する方針を固めた。祭りを執り行う旧市街地の住民代表「曳山(ひきやま)責任者会」は、市から国への報告に必要な祭りに関する資料の準備に近く、着手する。関係者は「伝統ある祭りを後世に受け継いでいくため、何としても指定を得たい」と意気込んでいる。(矢野彰)
     
     祭りの運営を支援するNPO法人「大津祭曳山連盟」が2009年から責任者会や市に対し、国への働きかけを呼びかけ、重要無形民俗文化財に指定されている他県の祭りを視察するなどして議論を続けてきた。
     
     曳山の修理は現在、県や市の補助を受けて地元の判断で実施しているが、国の文化財指定を受けると、保存や修理などが今まで以上に厳密に行われるようになる。今後、少子高齢化が進む状況も踏まえ、「次世代に祭りを伝えるためには今、文化財指定を目指すべきだ」と、2月の責任者会の会合でまとまった。
     
     市教委文化財保護課によると、指定には祭りの由来や行事、曳山やからくりの構造、装飾品などを詳細に調べ、国に報告する必要がある。このため、責任者会は曳山の精密な図面作りのため、10月2日に曳山を組み立てる「山建て」に合わせ、何百点にも及ぶ曳山の部材や金具の写真撮影を行う。
     
     市は来年度、調査費が認められれば、学識者らで調査団を結成し、数年かけて報告書をまとめることにしている。大津祭曳山連盟の白井勝好理事長は「大津祭が文化財指定されれば、市民の誇りにもなるし、しっかりした形で後世に受け継ぐことにもつながる。何とか実現させたい」と話している。


     
    大津市が重要無形民俗文化財への指定を目指す大津祭(2010年10月10日撮影)

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  • 「他の祭を見に行こう!!」 犬山祭を見に行ってきました

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    幹事 大隅 正幸

    城田 義隆
    ・長柄衆の活動の一環として、平成23年4月2日(土)に参加者10名で愛知県犬山市・針綱神社の祭礼「犬山祭」を見に行ってきました。長柄衆の法被を着用して見物、多くの人から声をかけられた。参加者全員が初めて見る祭であった。
    ・犬山祭は平成18年に国指定重要無形民俗文化財に指定される。以後旅行業者等のタイアップで一層の知名度(見物人増加)の推進を図ったとのこと。

  • 植木行宜氏講演会 レジュメ

     

    重要無形民俗文化財について     2010・8・1(植木行宜)
     
    1,民俗文化財とは
     民俗 風俗や慣習として伝えられ行われる文化
         日本の基層文化・庶民の生活の変遷や文化を考えるかけがえのない資料
       無形と有形 祇園祭の山鉾行事(無形)それに関わる物=山鉾や器具など(有形)
     
    2,現在の指定制度
     資料的価値が高く重要なもの=重要無形民俗文化財に指定・保護をはかる
     
    s50年の文化財保護法の大改正で制定
     
    ・風俗習慣と民俗芸能に大別して指定 現在264件            
      滋賀県3件 「近江中山の芋くらべ」「三上のずいき祭」「長浜曳山行事」
       いずれも風俗習慣……京都府10件(風俗習慣2・民俗芸能8・六斎念仏・壬生狂言)
     山鉾屋台の祭=32件
     
    3,指定のしくみ
     文化庁 候補(指定調書)の可否を文化財保護審議会に諮問→答申を得て指定
         候補の選定=学術的な評価・保護の緊急性
     
    評価の根拠・資料の整備が前提
      長浜の場合(s54に無形指定)有形指定を国に要望←市による資料整備の指示
        調査団を編成(歴史・民俗・建築等の研究者15人)。
         h3〜7の5ヵ年計画で総合調査
        ・記録(調査報告書)を作成。提出
      山・鉾・屋台等は行事(無形)指定に一本化(山鉾等の有形指定はしない)。
       有形指定の保護施策を無形指定に適用。    
     
      その後の指定
        上野の天神祭のダンジリ行事 h14
        犬山祭の車山行事 h18
        桑名石取祭の祭車行事 h19
      自治体(主導)による調査記録の作成
      調査官の現状確認(これらの取り組みに現れる地元の熱意を重視)
      ・その成果をもとに指定の可否を判断・措置するという方式
     
    4,指定にともなう保護施策
      A 祭りの執行に不可欠な物(有形)の修理・新調に対する助成
      B祭りに関わる芸能や技能の継承事業に対する助成(事業費の50ぶ)
        特別な出費をともなう事業を対象
       祭りの実施など経常的経費は対象外→観光サイドによる助成は別
          伝承者の意欲なくしては存立しえない無形文化財の特質に対応
     
      祇園祭山鉾行事 50%を3等分 府・市が各1/6補助 保存会負担は1/6
     
    私見・大津祭の曳山行事は指定に値する重要な伝承、指定による保護の推進が急務
  • 植木行宣氏と曳山関係者の懇談 メモ

     

    【大津祭の国指定を考える】
     
    400年の歴史と伝統を誇る「大津祭」、町衆の心意気、すなわち天孫神社の氏子の心意気により
     
    今日まで脈々と受け継がれてきたが、これから先継承するにはさまざまな不安要素がある。
     
    ○大津祭に13基の曳山が揃ってこそ値打ちがある。経済的な理由等で1基でも欠ければ大津市からの補助金が減額されるであろう。
      これからも、13基揃って出山するのが「大津祭」の基本であり、そのためには行政の支援なくして不可能である≒
     
    ○修理修復の事を考えた場合、祇園祭では自己負担が四分の一で、大変助かっているとのことである。
     今後、大津市からの助成が今までと同じようにいつまで続けてもらえるかどうか不安材料がある。
     国指定を受けることによって、後世にきっちりとした形で継承することができる。
     なお、国指定になり、修復に国の助成を受ける場合において、国が認めた指定業者(当該各町からの推薦も可能)により修理することになるが、国からの助成を受けなければ、自由に修理が可能である。
    ○国指定になることで、例年の祭のあり方が変わることがあるのか(例えば飲酒はだめとか)については、変えなくてもよい。
    ○国指定を受けるには、まだまだ調査等が必要であるが、これらは行政の予算で行われる。ただし、各山町は調査に協力をしなければならない。
    ○国指定を受けた場合、受ける側の構成メンバーはどうなるのか。13基の曳山所有者のみなのか、「神楽山」と「ほてい」が入るのか、「お渡り」はどうか等の問題がある。
    ○国指定により観光客が増え、ひいては観光行政に貢献でき、すなわち「大津祭」に対する助成金も確保されるであろう。
     
    平成22年7月22日
    平成22年当番町        吉田 幸孝  山田  昇
  • 「大津祭」の国指定重要無形民俗文化財 指定について

     今「大津祭」を取り巻く環境は、中心市街地の人口減少に伴い、時代や政治・経済環境に大きく左右されるようになりました。10年後、20年後、今と同じような祭りの運営を出来ているでしょうか?曳山町に活気はあるでしょうか?「大津祭」を次世代に残すため、どうすればいいでしょうか? 現在県指定重要無形文化財ですが、「大津祭」を次世代に残すため、国指定重要無形民俗文化財にするべきか、否かを考えてゆく場が必要です。
     そこで、曳山連盟では、見学会や講習会などを企画し曳山町の方々と勉強しています。ここでは講演会や講習会の情報を発信して行きます。
     ただし、国指定重要無形民俗文化財にするべきか、否かを決めるのは、曳山責任者会を代表とする曳山町の方々です。


     

    平成22年8月1日 

    ■ 植木行宣氏講演会

     「国の重要無形文化財について」
              文化財登録済のお祭(諸団体)長浜曳山祭・亀岡祭ほかについて
              植木先生のレジュメはこちら           



     

    平成22年7月22日  

    ■ 植木行宣氏と曳山関係者の懇談


             植木先生との打ち合わせメモはこちら



     

    平成21年10月24日

    ■ 伊賀上野研修会


             伊賀上野研修会の報告はこちら

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