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“長柄衆”と一致するもの

22年度第3回長柄衆の集い


『第3回長柄衆の集い』
 ◆日時 :平成22年8月22日(日) 13:30〜17:00
 ◆場所 :大津祭曳山展示館3F多目的ホール
 ◆内容 :1.講話「大津祭の似合う街づくり」 大津祭曳山連盟理事長 白井勝好氏
      2.大津祭役割分担

 「長柄衆の集い」は、はや第3回を迎えました。
 今回の研修は、特別講師として、おなじみの大津祭曳山連盟理事長 白井勝好さんにお越し頂き、「大津祭の似合う街づくり」をテーマに講話を頂くことが出来ました。
冒頭では、曳山連盟がNPO法人化の道を選択し現在の形に進化してきた経緯を中心にお話いただき、まだまだ新参者の私としても非常に興味を持って受講することが出来たし、また、有意義な時間が過ごせたと思います。

 行政サイドとしての大津市は、大津の街並みを中心市街として活性化させようという意向で、曳山連盟としてはこれをフォローするかたちで精力的に活動しているようです(曳山連盟のネームバリューを活かして、活動を展開するほうが何かとコトが進みやすいなど)。
 このなかでは、「行政よりの支援」と連携、「まちづくり大津」との連携、各種団体よりの支援と連携、「大津祭ちま吉協議会」、など多岐に渡る活動が展開されており、我々長柄衆との連携もこの一部に位置付けされています。
 具体的活動事例として、「大津町家再生事業」としては、立命館大学の調査により約1,600軒の町家が残っているらしく、これらの再生事業が既に具体化しつつあるようですが、この進捗にも曳山連盟が深く関わっており無くてはならない存在になっているそうです。
 また、「まちづくり大津」の活動支援としては、既に営業を開始している「なぎさのテラス(なぎさ公園内)」、浜大津アーカス内「湖(うみ)の駅」などが、身近なものとしてあります。次期活動として、東海道筋の整備に着手するそうで、具体的には京町通を中心に「電柱の排除(地中に埋めるなど)」を検討中とのことでした。各町家との100%のネゴシエーションが必須となるため曳山連盟の活動に大きな期待が掛かっているということですね。
 「ちま吉協議会」との連携では、ちま吉デザインの飲料水自動販売機の導入を検討してきたそうですが、あまり今までうまく進まなかったという話をして頂きました。ところが、最近、コカコーラさんからオファーがあり、やっと理解が広まってきたことを実感できつつあるようです。気になる1号機の設置は、曳山展示館内を考えているらしいので皆さん楽しみにしておいて下さい。10台くらい設置できたら、それだけでかなりの収入が期待できるそうで、さすがの白井理事長もちょっと不気味な笑みを浮かべておられました。我々長柄衆にも、なにかフィードバックがあれば良いですね。
 私たちもお世話になってきた「大津まちなか大学」ですが、龍谷大学や立命館大学といった地域の大学から、提携のオファーがあり「大津祭」をキーワードに、新風を取り入れてゆく方針です。一方で、大津祭の伝統的な文化継承との両立をはかりながら、進めていきたいという意思を(白井さんは)表明されていました。

 他にも、多岐にわたる活動を展開されており、上記は、本日講義をして頂いたなかの一部です。本当に多岐にわたる現在の活動は、ご自身も「まさかこんなことになるとは思っていなかった(大津祭のことだけ活動するつもりだった)」とおっしゃるほど。(実は、曳山連盟のHPに、詳細な活動紹介がありますので、気になる方はココで復習できますよ)

 伝統的な大津祭の継承と、講義いただいたような大津の活性化と、この2つを有機的に織り交ぜながら魅力的な街づくりを展開していって欲しいと感じました。また、私たち長柄衆としても、連携を密にとり積極的な活動をしていきましょう。

 2010年08月22日
 まちなか大学4期世話人 長澤 智

大津まちなか灯りウォークの手づくり灯り教室参加者募集

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テーマは「大津祭」



■目的


手づくり灯り教室は、大津まちなかのにぎわい再生を目的として開催する「大津まちなか食と灯りの祭2010」の一つのイベントである「灯りウォーク」の一環として開催するものです。
この教室で制作した灯りをまちなかに展示し、大津を訪れる方々に湖国三大祭の一つである「大津祭」を知っていただくとともに優しい灯りでお出迎えします。

 

 

まちなか食と灯りの祭(平成21年度) | 大津市 ー についてはこちら

まちなか食と灯りの祭(平成20年度) | 大津市 ー についてはこちら


 

22年度第2回長柄衆の集い

   22年度第2回長柄衆の集い                    
 
開催日時   平成22年7月4日(日) 13時30分~15時45分
開催場所   大津祭曳山展示館 3階多目的ホール
  31名
オブザーバー 白井理事長・稲岡事務局長
第一部 講義  大津祭の囃子について
    講師  大津祭曳山連盟 理事 中野 敬 氏
 
1.大津祭、祇園祭、水口祭の各囃子の違いについて
・録音された囃子の比較実演をしていただいた
  ・岩戸山(祇園祭)と郭巨山(大津祭)
  ・放下鉾(祇園祭)と湯立山(大津祭)
  ・月宮殿山 つくしのメロディ
  ・日本の祇園囃子系の祭はどこか
     亀岡祭、大津祭、伊賀上野の祭(3か所)
     祇園祭に最も近い囃子は大津祭の囃子である
     祇園祭りの笛は能管、大津祭の笛は龍笛を使用
     亀岡祭の囃子・・・・・・ヒヤイ タウラ
     祇園祭 (長刀鉾囃子)・・ ヒヤイ タウラ ヒヤイ タウラ
     伊賀上野の囃子・・・・・ゆっくりしたメロディである
  ・囃子・・「勇み」・「三」の「つなぎ」について
 
・祇園祭のお囃子の聴きどころについて
   四条通寺町付近に御旅所がある
          神楽・唐子==渡り   ゆっくりした囃子
   御旅所を過ぎれば「戻り」の囃子になるので、囃子の変化が
   感じ取れる場所である。
・水口囃子・・馬鹿、屋台、仕丁目等がある
 
2.鉦、太鼓、笛による実演
  鉦すり・・くじらのひげ及び鹿の角で作られている
  からくりのゼンマイもくじらのひげが使われている 
  近年は素材不足のためグラスファイバーが使われている
  そのため,鉦のたたき方も微妙に変わってきている。
 
・笛の実演
能管と龍笛の音色の違い
 
3.会員の体験実習
囃子「宵山」を 鉦、太鼓、笛により体験演習を行った。

平成22年度 第1回長柄衆の集い

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                                                   2010年05月31日

                     まちなか大学4期世話人 長澤 智

 

『第1回長柄衆の集い』

 ◆日時 :平成22年5月30日(日) 13:30~17:00

 ◆場所 :大津祭曳山展示館3F多目的ホール

 ◆内容 :1.講話「滋賀県内の曳山祭について」 中野敬理事

      2.新年度の事業活動グループディスカッション

 

 長柄衆の定期的研修活動である「長柄衆の集い」が本年度もスタートしました。

 第1回目の研修は、特別講師として中野敬氏にお越し頂き、「滋賀県内の曳山祭について」というテーマの話を聴講しました。「大津祭」というキーワードを接点にして結束する私たち長柄衆の面々にとっては、県内の近隣地域に伝承される祭礼に関する非常に興味深い容であり、大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。また、中野先生特有のユーモラスな講義展開は、笑いも絶えず、約1時間の講義は、本当にあっという間思えるくらい楽しいものとなりました。中野先生、どうもありがとうございました。

 講話の内容のなかでは、水口と日野では曳山のタイプが同型ですが、日野の方が装飾が豪華なのはお金持ちが多かったのではと推測されているとか、水口の曳山にはその年のトレンディな「出し物」を乗せる傾向があり、例えば映画「千と千尋の神隠し」の湯婆婆(ゆばーば)が乗っていた年があったとか、日野では露店がほとんど出ない割には人出が多、このことを水口の人は羨ましがっていることなど、実際に多くの祭を体験しながら研究されている中野先生ならではのオフレコ的な話が大変興味深かったです。 長浜曳山祭では、山車に女子は乗れないことになっていて(お囃子の演奏?)、現状は山車のうしろついて歩く、または、女子用のクルマに乗っているらしいです。しかし、そもそも祭に対する取り組みは女子の方が前向きで、今後、これをどうしてゆくのか議論されているらしいですが、大津祭でもこれとく似た議論が起こりつつあるらしいと過去に聞いたことがあるので、興味深い内容だなと思いました。私の個人的な印象としては、もっと質疑の時間が持てていれば、理解を深められ、また中野さんとの親睦もはかれたのに、という思いが残りました。このあたりは、次回の「第2回長柄衆の集い」にも、引き続きお越し頂けるとのことだったので期待したいと思います。

 

 次に、数名ずつの班に別れて、私たち長柄衆の今後の活動方針についてグループディスカッションが行われました。

 ここでは、

  ・お囃子の体験がしたい(ガイドの質向上効果に期待できる)

  ・お囃子体験を一般にもやって頂ける機会をつくりたい。

  ・各曳山ごとのガイドでの体験や情報を、次年度の担当ガイドに

   引継ぎしていける仕組みづくりをしたい。また、「まちなか大学」

   の講義内でも伝えていきたい。

  ・一般のお客様相手に、ガイドツアーをしたい。

  ・対外的にも長柄衆のPRをしたい。

  ・長柄衆の内部情報誌を作って欲しい。

  ・少人数でローカルに行う分科会的な活動をしたい。

  ・ガイドの質向上のためには、もっと勉強したい。

  ・他の祭の見学がしたい。今年、祇園祭は是非行きたい。

  ・ガイドは、詳しく勉強をしてお祭に臨むため、

            担当の曳山を早めに決めたい。

 

 といった意見が各班からの最終発表という形で出されました。

 

 今後、理事会にてこれらの意見の具体化について検討されることになっています。 皆さん、期待しましょう。

 また、本件とは別件ですが、本年度より「有料観覧席」を曳山連盟にて運営する案を検討中であり、この支援を長柄衆で受けられるかどうかという提案が曳山連盟側から説明され、前向きな意見が飛び交いましたが、本件は今後さらに詳細を理事会にて検討されるとのことでした。

 

 以上、長文となってしまいましたがお付き合いありがとうございました。

 こんな調子で、長柄衆の活動報告を今後担当させて頂くことになったのです

 が、これからもどうぞよろしくお願い致します。

 

                            以上です。

  • 「大津まちなか大学大津祭学部」平成22年度第5期生の募集について(終了しました)

     

      
    「大津まちなか大学大津祭学部」第5期生の募集について
    大津の歴史や伝統文化を学び大津の良さを発信できる人材を育てようと大津市では平成18年度より「大津まちなか大学」を開校、大津が誇る『大津祭』を学び体験する「大津祭学部」を最初の市民講座としてスタートさせた。昨年度までの4年間に約90名の方が卒業され、大半の方は卒業後も引き続き大津祭の支援団体「長柄衆」として活躍されている。
    今年度も下記の要項にて受講生を募集します。
     期  間  平成22年度 6月6日(日)~11月14日(日)
     キャンパ  大津祭曳山展示館ほか
     受講回数  学科 4回、実地研修及び実技 5回、(学科3回以上、実地研修及び実技4回以上出席者でかつ卒業検定試験に合格した者に卒業証書を授与する。)
     受 講 生  15名(18歳以上であること。市内居住の有無は問わない。)
     事 務 局  特定非営利活動法人 大津祭曳山連盟 〒520-0043大津市中央1-2-27
    (大津祭曳山展示館 077-525-0505 FAX兼用)
     講座(予定)
    【第1回】 6月 6日(日)午後1:30~4:30      場所:大津祭曳山展示館
         開講式及び学科「まちの歴史」  講師:樋爪 修 氏
    【第2回】 7月 3日(土)午後1:00~4:00      場所:天孫神社集合
     学科「まち歩き」(フィールドワーク:天孫神社からの曳山巡行コースをウォーク) 
    【第3回】 7月24日(土)午後2:00~4:30      場所:大津祭曳山展示館
    学科「曳山講座」  講師:中野 敬 氏
    【第4回】 8月28日(土)午後2:00~4:30      場所:大津祭曳山展示館
    学科「大津祭フォーラム」  コーディネーター:堀井 幸男 氏
    【第5回】 9月16日(木)午前9:00~11:00     場所:天孫神社
    実地研修「鬮取り式観覧」
    【第6回】 9月20日(月・祝)午後7:00~9:00    場所:各町家/まちなか一帯
    実地研修「囃子方演習」
    【第7回】10月 3日(日)午前8:00~午後4:00    場所:各町家/まちなか一帯
    実地研修「山建て及び曳初め演習」
    【第8回】10月 9日(土)午後6:00~9;00      場所:各町家/まちなか一帯
    実技「宵宮ガイド、運営演習」
    【第9回】10月10日(日)午前8:00~午後6:00    場所:各曳山町集合
    実技「曳山巡行ガイド演習」
    【卒業検定試験】
    10月30日(土)午前10:00~12:00     場所:大津祭曳山展示館
    【卒業証書授与式】
        11月14日(日)午後1:30~3;30      場所:大津祭曳山展示館
     参 加 費 3,000円(テキスト・保険代ほか)
     応募方 官製はがきに「住所・氏名・年齢・連絡先(電話番号・FAX番号)」を記入して
    5月25日(火)迄に〒520-0043大津市中央1-2-27大津祭曳山展示館「大津まちなか大学係」まで申し込むこと。応募者多数の場合は抽選になります。(本年度の募集は終了いたしました。)

    小委員会の構成

    平成23年度 小委員会

    曳山連盟では連盟の運営を円滑に行う為、小委員会を設けました。委員会は下記のとおり4つの小委員会。その中に担当委員会を設置。各委員会には担当の理事が責任をもって運営しています。作業分担を明快にし、各種事業を確実に進めていきます。


     

    第1委員会

     

    第2委員会

     

    第3委員会

     

    第4委員会

    • (第4委員会は欠番です)

     

    第5委員会

    • スタンプテーリング委員会:

       宵宮スタンプテーリングに関すること

    • 献灯キャンペーン委員会:

       祭提灯の献灯キャンペーンの継続

    重点課題

    • 【安全巡行支援】 【情報の一元化】 【支援自販機】 【近江のまつりフォーラム】

    2011/7/10

    平成21年度 運営のご支援を受けました

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    総合支援 曳山連盟公認支援団体 長柄衆
    警備支援 NPO法人 グローバルヒューマン
    龍谷大学ボランティアセンター
    飾り幕張活動支援他 龍谷大学ボランティアセンター
    スタンプテーリング 大津祭盛り上げ隊
    食事会場 中央小学校及び中央学区体育振興会
    ちま吉協議会 学校法人京都成安学園 成安造形大学
    大津商工会議所
    大津祭・ちま吉くんを愛する会
    大津市職員

    ご支援ありがとうございます



    特定非営利活動法人 大津祭曳山連盟

    研修活動

      

    1 大津まちなか大学

      

    長柄衆は全員が大津まちなか大学の大津祭学部修了生です。大津まちなか大学は平成18年に始まった「大津市都市計画部まちづくり政策課都市再生室」が主催する組織です。大津まちなか大学「大津祭学部」は、大津が世界に誇る「大津祭」を学び、経験するものであり、明治の混乱期や昭和の戦争をも乗越え約400年もの間続く「大津祭」が、現在(いま)に伝わる素晴らしい伝統文化を形成していることを学ぶことにより、幾世代にも受け継がれてきた先人の知恵と気質を、これから未来へ継承していく人材を育成することを目的とするものです。ガイドや運営面で活動できるのはここで得られた知識と旺盛なその意欲があるからです。毎年30名弱が受講しその多くが長柄衆にも参加しています。もちろん大津まちなか大学の運営のお手伝いや、講義にも参加し大津まちなか大学の発展を応援しています。

      

      

    2 特別な講習会

      

    特定非営利活動法人大津祭曳山連盟の小委員会に歴史伝統委員会があります。これを進める理事が特別な講習会を長柄衆向けに実施しています。大津まちなか大学の大津祭学部修了生である知識を習得した長柄衆がさらに詳しい歴史や文化を学ぶ場を設け、大津祭への知識を深めています。これは非公開で一般の方は参加できません。町衆よりも大津祭を知っているのでは、といわれる所以がここにあります。

      

      

    3 各種イベントの参加

      

    東海道シンポジウムや近江のまつりフォーラム等、他の地域との協働や情報交換の場を持つようになりました。NPO曳山連盟と長柄衆はともに協働して大津祭を盛り上げる関係になっており、各種イベントに一緒に活動するようになっています。また特定非営利活動法人大津祭曳山連盟は中心市街地活性化の取り組みにも参加しており、これら多くの活動を行っています。

     

     

     

    宵宮での活動

      

    1 町家の宵宮飾りガイド

      

    宵宮では各町内のからくりが展示されています。からくりは本祭りでは曳山の上に乗っているので、間近で見る良いチャンスです。このとき由来や歴史の解説のガイドとして活躍しています。宵山しか来られないお客様もいらっしゃいますので、来年は本祭も来ていただけるよう努力しています。

      

      

    2 宵宮案内ガイド

      

    近年、東海道シンポジウムや近江のまつりフォーラム、また各種団体の全国大会などが大津市内で開催された際、市外のお客様が宵宮を見学されるのでツアーのガイドを長柄衆が担当しています。夕方や夜になるとどこへ行って良いか他県の方はわかりにくいものです。宵山でも時間帯や見学場所のポイントを突いた案内が好評です。

      

      

    3 曳山展示館にて

      

    宵山当日、曳山展示館には、多くのお客様が来られます。普段の数十倍ですので、普段の少人数では全く対応できません。ここでも長柄衆が来客の対応やその知識により館内のガイドをしています。またグッズや特製のお弁当等の販売販売にも力を発揮しています。

      

      

      

    本祭 曳山巡行の活動

      

    1 本祭巡行の先頭

      

    巡行当日は巡行の先頭に長柄衆がいます。西行桜狸山の100m位前を先導し、検尺棒(6.7m)にて電線をチェックしています。「大津祭」のノボリをもち先頭を歩いているのです。同時に、巡行中障害となる電気や、電話、CATVなどのケーブルの高さチェックを検尺棒で行っています。巡行の数週間前に一度ケーブル高さをチェックするのですが、その後新しく低いケーブルが設置されることがあります。近年もこれが原因で狸山の狸がケーブルに引っかかり、山のてっぺんから転落してしまいました。その様なことがないよう、新しい試みとして当日もチェックするようにしました。巡行の安全を担っているのです。

      

    2 各曳山に同行 ガイドを担当

      

    巡行中の各曳山に長柄衆の方が数名付いています。観光客の中には初めての方もいて、何が行われていて、どのような祭りなのか、由来や歴史など興味のわく内容をお伝えできるようになりました。観光客の方に興味を持っていただき、また来年も来ていただけるよう、町衆の思いをかなえることが出来るようになりました。

      

      

      

    3 巡行ガイド

      

    巡行路にも各所に長柄衆が、解説のため活動しています。観光客の中には、パンフレットがどこにあるのか、トイレがどこにあるのかすらわかりません。そこで何の祭りなのか、由来や歴史の解説の他にも、機転を利かし、観光客への心のこっもったサービスを行っています。

      

      

      

    4 ボランティアへの昼食接待

      

    巡行当日のボランティアやサポーター等の全数は500人に及びます。その数のお弁当、お茶、などをご用意し皆さんの昼食に対応しています。もちろん昼食会場の設営から、お昼の昼食対応、そして撤収までを他の組織と共にまかなっています。ほとんど町衆の目の届かないところですが非常に大事な活動なのです。現在は大津中央小学校の体育館等で行われています。

      

      

      

    5 本部にて情報収集

      

    巡行当日には大通りに情報が集中する本部が設置されます。ここにNPOや警察とともに長柄衆も常駐しており、いろいろな状況判断を行い、迅速な対応が行われています。

      

      

      

    6 町家の二階から観覧の接待

      

    NPO曳山連盟の会員特典として巡行当日町家の二階から観覧が出来るようになっています。この行事の接待に長柄衆が活躍しています。一般の方の町家をお借りするため、いろいろ気を遣う活動ですが、観覧してもらった方々からは評判上々です。

      

      

      

    7 曳山展示館にて

      

    巡行当日曳山展示館には、多くのお客様が来られます。普段の数十倍ですので、普段の少人数では全く対応できません。ここでも長柄衆が来客の対応やその知識により館内のガイドをしています。

      

    長柄衆 入会について

    大津祭長柄衆は大津市が地域活性化の担い手を育てるために立ち上げた「大津まちなか大学」の大津祭学部修了生らで構成され、ガイドや運営面で協力しています。

     

    このため「大津まちなか大学」の大津祭学部卒業が入会の条件となります。

     

    「大津まちなか大学」のページをご覧の上、受講のほど よろしくお願いします。

    「大津まちなか大学」をさらに詳しく

     

  • ,
  • 大津まちなか大学 大津祭学部の紹介

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    大津まちなか大学大津祭学部について


     大津の歴史や伝統文化を学び大津の良さを発信できる人材を育てようと、大津市では平成18年度より「大津まちなか大学」を開校し大津が誇る大津祭を学び体験する「大津祭学部」を最初の市民講座としてスタートさせました。昨年まで合計120名の方が卒業されています。

     大津祭学部の講座概要は、市歴史博物館学芸員や曳山連盟役員らから大津の成り立ちや大津祭の歴史などについて学び、祭りが近づくと各曳山町に出向き囃子の稽古を体験したり、曳山の山立ての見学。本祭りでは曳山の先導役や観客への案内等の体験学習など計9回の講座を実施後卒業検定試験に合格して卒業となります。

     曳山連盟では、卒業された受講生の皆さんに引き続き伝統ある大津祭を盛り上げるためのボランティア集団への参加を募集したところ大多数の賛同を得て今では五十六名の皆さんで組織され活躍されています。グループ名は曳山の前輪と後輪をつなぐ「轅」から長柄衆としました。曳山連盟では「長柄衆」の結成に感激?し早々に「長柄衆」ハッピを新調するなどの支援を行っています。

     長年曳山町関係者だけで祭りを運営してきた曳山連盟が特定非営利活動法人になり、大津の歴史を学ぶ「市民講座」も生まれ卒業生の活躍など外からの視点を採り入れることで祭りに「おもてなしの心」が芽生え四百年の伝統を誇る大津祭にも新しい風が吹き始めています。

    大津まちなか大学大津祭学部

    「大津まちなか大学大津祭学部」令和6年度第19期生 募集中

     

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